久保田 翠寿 大吟醸

日本酒「久保田」。日本酒を飲まない方でも聞いた事あるのではないでしょうか?

新潟県の朝日酒造が醸す「久保田」ですが、今年で発売30周年になります。その「久保田」ですが、発売当初から正規取扱店はお客様とコミュニケーションの中で、口頭でその価値を伝えていくという明確なコンセプトがありました。ですので、発売から30年、情報インフラが急激に発達した近年も、蔵元発信以外の久保田の情報がネット上に流れることは基本的に無く、もちろんネットショッピングも無いという状態が続いていたのでした。

それがとうとう、、先月に解禁となりました!ネットで初めて「当店は久保田の正規取扱店です!」と言えるようになったのです^^ 解禁によって今後予期せぬ弊害も起こりえるのかもしれませんが、単純においしいお酒をこうやって紹介できる事は嬉しい事ですね^^

また「久保田」を醸す朝日酒造は、業界の先駆者として、様々な取り組みを行なっています。例えば、ほたるの生息地の保護活動や、新中学生に紅葉の苗木の贈呈活動等ですが、蔵近隣の自然、ふるさとを大切にする事は、きっと米づくり、日本酒造りに通づるものがあるのだと思います。そういうお蔵の背景を知って飲むお酒は、またひと味違うものですから、また違う機会でご紹介できればと思います。

※今までも、久保田は正規取扱店以外のネットショップで販売されておりますが、価格も不当に高く、なによりお酒の状態に不安がありますので、久保田をお求めの際はフレッシュローテーションで適正価格の正規取扱店でご購入されることをおススメします。

さて、「久保田」というと「百寿」「千寿」「萬寿」などが聞き覚えあるかと思いますが、この他に「紅寿(こうじゅ)」「翠寿(すいじゅ)」「碧寿(へきじゅ)」という商品もございます。紅寿から順に、純米吟醸/大吟醸/山廃 純米大吟醸 となっております。その中でもこの季節にオススめは「翠寿」です^^

おそらく久保田商品の中で一番レアではないでしょうか。きゅっと冷やすと大吟醸の綺麗でスッキリとした味わいが、淡麗久保田により一層の透明感を与えてくれます。久保田を取り扱う酒販店で集まった試飲会でも、久々にのむ翠寿に皆さん好評価、改めて翠寿の魅力を知ったのでありました^^ アルコールも14度と低め、さらっと頂けるお酒です。

夏のお供にオススめです^^

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蔵見学 群馬泉 島岡酒造

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先日、群馬県太田市にある、「群馬泉」製造元、島岡酒造に蔵見学に行って参りました。シーズンではないので造り中のお酒はありませんが、専務で杜氏の島岡さんに蔵内を案内してもらいました。

製造蔵は、2006年に不慮の火事によりほぼ消失しており、その後同じ場所に建て直し現在に至っています。蔵はシンプルな動線で、白壁、塗り直した貯蔵タンク、垂れ下がる白熱灯がモダンな雰囲気を演出しています。左右に並ぶ円柱の柱は、火事前からのモノだそうです。

群馬泉と言えば山廃造りですが、その山廃酒母を造るとき、白熱球の発する熱が、温調整に役立つとのこと。白熱球が手に入れにくくなってきたとのことで、まとめて10年分くらい買いだめしているといいます。

貯蔵タンクは塗り直したばかりでしたが、注目すべきはその胴回り。画像では分かりづらいかもしれませんが、段になっている部分は今回新たに改造した部分だそうで、中に帯状の空間があり、そこに水を流して温度調整をするそうです。

島岡さんの話しでは、数字的なことももちろんデータ収集し参考にしているけど、重きを置いているのは経験や感覚の部分であるとの事です。開口部を解放した貯蔵タンクであったり、常温に近い状態での貯蔵も多いのですが、山廃はそれに耐えうる強さがあるとの事。簡単には悪くならないんですね。

島岡酒造さんでは11月に造りを始めると、初めに大部分の酒母を造ってしまうそうです。そして順次、醪(もろみ)造りに入って行くわけですが、待たされている酒母も強靭な山廃ということで簡単には悪くならないそう。そして2月中には造りもほぼ終わってしまうとのことで、非常に特殊な製造スケジュールでした。通常は10月から造り始め、4、5月頃に「甑(こしき)倒し」(=その期の製造を終了を意味します)するのが普通ですし、まとめて多くの酒母を造るのも珍しいと思います。やはり山廃というのが、大きな特徴のお蔵なんだなぁと再認識しました。

非常に説明上手な島岡専務。その他色々な話しもお聞きしましたが、全て書ききれないのでこの辺で。買い付けてきた「淡緑 純米吟醸」は、山廃ならではの奥深い味わいと酸が効いた、凛々しい味わいです。暑い今の季節なら冷やして飲むにも◎!